コメディカル

医師・看護師以外の医療従事者のことで、医師の指示の下で医療専門職種の総称です。質の高い医療を提供するため、専門分野を活かし、他の職種とも協力し合うチーム医療が大切です。

放射線科

各種画像検査(一般撮影、CT、MRI、MMG、骨密度検査)を行っています。院内検査はもちろん、地域の医療機関からの紹介でCT、MRIなどの検査も行っています。

マルチスライスCTを用いて、3次元画像を作成。

  • 精密な画像を提供しています。
  • 当院のMRIはオープンMRIです。
  • 狭いところが苦手な方やお年寄りも安心して検査が受けられます。

MRI

リハビリテーション科

リハビリテーション科では、病気や手術のために心身に障がいが生じた方々の在宅復帰、社会復帰、自立支援のお手伝いをしています。

急性期病棟では、病気やケガの治療と並行して、主治医の判断に基づき、早期からのリハビリテーションを実施しています。個人の体力や病状の回復に合わせ、十分なリスク管理の下、無理のない範囲で段階的なリハビリを実施します。また、地域包括ケア病棟では、在宅退院(自宅や施設)を目指し、個人の身体状態や家屋状況に合わせて、適切な量と内容のリハビリプログラムを提供しています。「その人らしい生活の再獲得」のため、チームでの連携や情報収集を十分に行い、在宅復帰を支援します。

退院後も訪問リハビリや外来リハビリにて、継続した身体機能の改善や歩行等の基本動作・日常生活動作の改善をサポートします。

私たちは患者さんのQOL(生活の質)の向上を目指して、より良いリハビリテーションサービスを提供できるよう日々、努力しています。

リハビリテーション科

薬剤科

薬剤科は、入院治療に必要な注射薬・内服薬を作っています。安心して薬を服用して頂けるよう、アレルギー歴や薬同士の飲み合わせを確認したり、病室に訪問して治療薬の説明をしています。薬剤師は、お医者さん、看護師さんと絶えず連絡・相談しながら患者さまに説明していますので、お気軽に声を掛けて下さい。
薬剤科

薬剤科・基本方針
薬剤科基本方針
  • 薬の効能、効果について説明します。
  • 病態と薬の関係について説明します。
  • 日常生活上の注意事項を説明します。
  • 主な副作用とその発現時の対処の仕方について説明します。
  • 薬の保管の仕方について説明します。
  • 患者さまに、わかりやすい言葉で説明します。
  • どんな場合においても、患者さまの立場に立って親切・丁寧に対応します。
  • 患者さまのプライバシーの確保に努めます。
ジェネリック医薬品について
ジェネリック医薬品について

病院で処方するおクスリには、「新薬(先発品)」と「ジェネリック薬(後発品)」があります。「新薬(先発品)」の開発には、数百億円もの金額と数十年の歳月が必要とされ、これら新薬は、発売後、特許によって守られていますが、20~25年の特許期間が過ぎると、他のメーカーも同じ成分、同じ効果のおクスリを製造出来るようになります。これが「ジェネリック薬(後発品)」です。ジェネリック薬は薬の価格が安く、厚生労働省も使用を促進しています。当院も院外処方の左下に医師の印鑑が押印されていない限り、後発品への変更ができるようになっています。

新薬の特許が満了していなければ、ジェネリック医薬品を製造販売することはできませんが、特許満了後においてもすべての薬に対してジェネリック医薬品が製造されるということではありません。患者さんの症状によっては、ジェネリック医薬品がない場合もあります。ジェネリック医薬品のなかには、先発品にない工夫をしているものあります。

例えば、

  • 錠剤ではなく口の中ですぐにとろけるオブラートの様なフィルム型になったもの
  • おやつのように食べるゼリーのようになったもの
  • 液体では キャップで量り採るのではなく、一回服用量ごとに個包装されたもの
  • 粉薬では お薬特有の苦みを消して飲みやすくしたもの
    など

かかりつけの薬局で相談してみて下さい。
ただし、おかかりの調剤薬局では、すべての後発品を取り扱っているわけではありません。価格の異なるおクスリの違いなどを含め、詳しくは、かかりつけ薬局の薬剤師にご相談下さい。

院外処方せんについて
  • 当院では医薬分業を推進するため、院外処方箋を発行しています。
  • お薬は保険調剤薬局でお受け取り下さい。
  • 保険調剤薬局の選定は患者様の自由です。
院外処方せんについて
院外処方では「ジェネリック医薬品(後発医薬品)」への変更も可能です。
保険薬局でお申し出ください。ただし、お薬によっては後発医薬品が発売されていない場合や、同一成分でも同じ適応症を国から認められていない場合は変更できません。保険薬局で確認下さい。もらわれたお薬の情報は必ず「お薬手帳」記録してもらい、次回受診時に医師に見せてください。また、いつもと変わった症状が現れましたら主治医にご相談下さい。お受け取りになったお薬についての疑問点や不明な点は、ご利用になられた院外保険薬局にお問い合わせ下さい。院外処方せんの有効期限は4日間です。必ず4日以内に保険薬局にお持ち下さい。
土曜日・日曜日・休日を含め、発行から4日間を過ぎますと、原則として再度来院していただいての再発行が必要となりますのでご注意下さい。
お薬手帳の活用について
お薬手帳の活用について
当院では、すべての患者様に「お薬手帳」を持っての受診をお勧めしています。
「お薬手帳」は、患者さんと医療機関との間の”連絡帳”となります。薬の事をよく知り、正しく使って安全な治療が受けられるよう、上手に利用して、「賢い患者」になって下さい。お薬手帳は薬局ごとに独自に作っています。 デザイン、大きさなどが違うこともあります。
どういった薬をどのように使用してきたかがこの手帳で確認できます。他の医療機関に受診された時(特に入院時)や旅先や災害時、それまでに飲んでいる薬が飲み方などと一緒に分かれば、病院の医師にとっても重要な情報となり、より安全に、より早く、より効果的に治療がスタートできることにつながります。*東日本大震災でも多くの患者様が救われました。
お薬手帳を何冊も持っている方がありますが、受診する医療機関ごと、また、薬局ごとに手帳を分けるのではなく、1冊にまとめて活用していただくことをお勧めします。 そうすることにより患者さんが過去から現在まで服用してきた薬の内容、経過がご自身だけでなく、医療機関、薬局にとっても分かりやすくなり、より良い治療が受けられます。

おくすりの豆知識おくすりの豆知識

  • お薬の飲み方、使い方、量を確認して下さい。あいまいなまま使用したり、自分で勝手に調節したりしないで下さい。使い方が違うと効かなかったり、思わぬ副作用が起こることがあります。
    コップ一杯程度の水、叉はお湯で飲んで下さい。特別な薬以外はかんだり、水なしで飲んだりしないで下さい。また、寝ながら飲まないで下さい。水なし、寝たままで飲むと、薬が長くのどや食道にとどまり、潰瘍などの原因になることもあります。また、効果発現が遅れることもあります。水以外で飲むと、飲み物中の成分が薬と反応し、吸収に影響を与えることがあります。
  • お薬を飲んでいて身体におかしな変化を感じたら、出来るだけ早く医師に相談しましょう。
  • 子供の手の届かないところに、高温、多湿、日光をさけて保管して下さい。冷所保存の指示があるものは必ず冷蔵庫にいれましょう。
  • 薬の飲み合わせにより、薬の作用が強くなったり、弱められたりすることもあります。市販薬を含め、現在使っているすべての薬を医師や薬剤師に報告して下さい。(できれば、実物を持参して下さい。)

検査科

臨床検査技師6名(男性2名、女性4名)が各種検査を行っています。検査室では検体検査と生理検査を行っています。検体検査は早期診断治療を目的とし、医師の診察の前に採血を行い当日診察に役立てるように検査結果を出来るだけ早く正確に医師に報告出来るよう「正確、迅速」をモットーに日々努力をしています。

生理検査では、各種検査機器を使用して心電図、トレッドミルによる負荷心電図、ホルター心電図、肺機能検査、PWV-ABI、睡眠時無呼吸検査(簡易SAS)を行っています。

検査科

給食科

当科では治療の一環として、患者様の病状に合わせたお食事や出産後のお食事を提供しています。
献立や調理では、患者様に喜んでいただけるよう安全でおいしい食事を目指し、給食科の職員皆で考え工夫して作っています。
また、入院・外来患者様や訪問で栄養指導も行っています。

特色

藤本病院の給食は病院職員の調理師・調理員が作っている直営です。
管理栄養士、調理師、調理員、調理補助、事務など多くの職種がコミュニケーションをとり、より良い食事提供を目指しています。
病態に応じた治療食だけではなく、妊娠悪阻やがん治療で食欲のない患者様でご希望に応じて麺類やデザート類などの対応も行っています。また、嚥下機能が低下している患者様には嚥下状態に合わせた形態調整をしたお食事の提供もしています。

実績
栄養指導件数 年間900件

給食01給食02

給食科